仕事が終わってパンプスを脱ぐとツーンと鼻をつくようなニオイに悩まされていませんか？仕事終わりの飲み会が座敷だったときはもう絶望しかありませんよね。
靴を脱ぐときに嫌な思いをしないためにもパンプスの臭いの原因と予防方法について紹介します。ぜひ最後までご覧ください。
パンプスの臭いの原因
人間には2つの汗腺があります。ひとつは脇の下などを通るアポクリン汗腺で、ここから分泌される汗にはアンモニア臭などの嫌な臭いがするという特徴があります。
しかし、足の汗はエクリン汗腺というところから分泌されるため直接的な臭いの原因にはならないのです。ではなぜパンプスは臭くなるのでしょうか？
その原因はずばり「雑菌の繁殖」です。
汗による湿度と体温による熱、そして肌の角質や皮脂が栄養となってしまい、パンプスの中は雑菌が繁殖しやすい環境となってしまっています。
その雑菌がパンプスの臭いの原因なので正しい対処法を行えばパンプスの臭いはそもそも発生することがないのです。
パンプスの臭いを消す方法
臭いの原因が雑菌によるものだとわかりましたが、その臭いの元を断つにはどうすればいいのか気になりますよね？
パンプスのツンとくる臭いを消す方法を紹介します。簡単にできる方法なのでぜひ試してみましょう。
重曹で臭いをとる
どこにでも売っている重曹でパンプスのツンとくる臭いをとることができます。方法はいたって簡単！
パンプスの靴底に重曹を敷き詰めて一晩おくだけ。たったこれだけでパンプスの臭いの原因である雑菌の嫌な臭いを重曹が湿気とともに吸収してくれます。
10円玉で臭いをとる
10円玉の原料である銅には殺菌効果があります。靴に10円玉を入れれば臭いが消えるというライフハックを一度は耳にしたことのある方もいるかと思いますが、これはパンプスでも同様の効果を得ることができるのでおすすめです。
パンプスの中に10円玉を10枚ほど入れて数日放置するだけで、しっかりと嫌な臭いの原因を殺菌して消臭してくれる簡単な方法です。
パンプスの臭いの予防方法4選
パンプスの臭いを消す方法が分かっても同じように使い続けていたらまた同じように臭くなるだけです。
しっかりとパンプスの臭いを予防する方法をしっかりと行うことがなによりも大切です。ここではパンプスの臭いを予防する方法を4つ紹介します。
同じパンプスを2日連続で履かない
パンプスを2日連続で履くのをやめて、毎日交互に履き替えるようにするだけで臭いを予防することができます。
一日履き続けたパンプスの蒸れはすぐに乾くものではありません。毎日同じものを履いてしまうと常に半乾き状態となってしまうため、雑菌の繁殖を促進させてしまうことになります。
消臭抗菌スプレーを毎日使う
朝、出勤する前と帰宅したときには必ず市販の消臭抗菌スプレーを使用するようにしましょう。
雑菌をそのままにしておくと適度な湿度のせいで繁殖してしまう大きな原因となってしまいます。こまめに消臭抗菌スプレーを使用することで臭いをしっかりと予防することができるはずです。
中敷きをこまめにとりかえる
靴をこまめに取り換えるだけでなく、パンプスの中敷きをこまめに取り換えることも大きな予防方法となります。
中敷きはできるだけ通気性の良いものを選び、取り替える際にはしっかりと天日干しをすることで雑菌を紫外線で殺菌することができるので臭いの原因を断ち切ることができます。
通勤時は別の靴を履く
一日通して同じパンプスを履き続ける女性も多いのではないでしょうか？ただ、出勤時は特に足汗を多くかいてしまうことになるのでパンプスの臭いで悩んでいる方は出勤時だけ別の靴を履くことをおすすめします。
そうすれば蒸れを防ぐことができるだけでなく、パンプスの中敷きへの汗の吸収を抑えることができます。
まとめ
この記事ではパンプスの嫌なツーンとする臭いの原因と効果的な予防方法を紹介しました。
夏場だけでなく、油断しがちな冬にもしっかりと注意して、いざというときに恥ずかしい思いをしないように気を付けましょう。
